現代西洋医学は進歩の過程で細分化されてきました。内科、皮膚科、外科、循環器科、眼科、耳鼻咽喉科など、数えきれない科が存在します。具合が悪いのだけれど、どの科に行けばいいのかわからない、といった経験がありませんか?あるいは、内科にかかったのに病気の原因がわからず、よくよく調べていくうちに循環器科の疾患であることがわかった、などということがないでしょうか。このように細分化され、専門化してしまったことにより、かえって病気や病状が数えきれないほどあると錯覚させられます。しかし原理から見てみると、病気の症状は次に挙げる5つだけなのです。
①咳込み
肺に余計な脂肪やタンパク質がたまりすぎ、それが肺の気管支の繊毛に
触れることによって咳が生じます。
②発熱
喉や肺など上半身に汚血がたまりすぎた状態で3か月ほどすると発熱します。
汚泥が沼の底部に沈んでいると上部の水が温まってくるのと同じ原理です。
③疲労
中国では昔から疲労は病気の始まりといわれています。この時点でゆっくり
休養をとれば病気にはなりません。しかし疲労を抱えたままでいると、あらゆる
疾患を引き起こします。
④痛み
中国のことわざに「不通則痛、痛則不通」というものがあるように、
体のどこかにタンパク質の塊がつまって不通になると痛みが発生するのです。
⑤痒み
体内に悪いタンパク質か化学薬品が入ると、それが痒みの因子となって痒みが生じます。
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