新年、明けましておめでとうございます。皆様方に今年も良い年でありますように、心よりお祈り申し上げます。
さて、新年第一回のメルマガですが、油性の化学薬品について、お話しましょう。
化学薬品を大きく分けると2種類になります。一つは、水性化学薬品 Vitamin B,Cなど、腎臓から排泄しやすい物を言っています。もう一つは、油性化学薬品、親油性化学薬品 Vitamin A,D,E,Kなど、すなわち、腎臓から排泄しにくいものです。
その他、ステロイド薬品、抗アレルギー系薬剤、痒み止め製剤、すべての親油性化学薬品は、体内の細胞に吸収しやすいのですが、なかなか排泄しにくいものです。ですから、親油性化学薬品を多く飲むと体内でぐるぐる回り、排泄しにくいのです。
そしてある日、皮膚から小さい水泡となり皮膚から出ようとします。その時、病院に行くと、大体ヘルペス、帯状疱疹と診断されますが、実態は、親油性の薬品を飲み続けると、数か月後には、皮膚から、特に唇の周りや背中に水泡が出てきます。
臨床上では、小水疱が散在し数が少ない時はヘルペスと言われ、帯状に小水疱の数がたくさん出てきたときは、帯状疱疹と診断されます。
実際は、化学薬品かプラスティック製剤、ポリプロピレンプラスティック製剤などが体内に存在していると、すべて皮膚の表面、特に指間に小水疱やうみ(膿)として出てきます。これらはすべて、化学薬品やプラスティック製剤の副作用です。
ですから、私はいつも患者様に「化学薬品をおやめください」と言い続けています。
蔡篤俊 院長