生物も動物もすべての生き物は、人と同じように、産まれてから死ぬまで動き回らないとならない。生きるために動く。この言葉を中国語では、「活動」といいます。生きたいから動くという意味です。人間は生きるために、何としても動かないといけないのです。これは、上手く生きるための鉄則です。
今の現代人は、上手く生きる、元気で生きるためには、必ず運動をやらなければならないと考えているようです。しかし、これは錯覚で行きすぎた考えです。どういうわけか、現代人は、運動が一番健康を保つ要素であると思い込んでいる節があります。実は、運動と仕事は同じと考えてください。よく仕事をする=よく運動をする。両方とも体力を消耗し、体もきつくなるのです。ですから、運動と仕事を別々に考えることは間違っているのです。運動をするならば仕事を少々軽減して、仕事をするなら運動を少々軽減する必要があります。特に注意をしてもらいたいのは、仕事の後に激しい運動をする人、運動の後に仕事を徹夜まで。これらは命を取ります。運動と仕事は同一のものです。両方を取ることは健康に悪いのです。要するに、よく休んでから運動をしてください。よく休んでから仕事をしてください。
仕事もよくやる、運動もよくやる人は、そんなに甘いものではありません。
それは、命取りの運動になります。
DrTSAI〜