病気にかかるとすぐに考えることは、薬を飲むことです。これは、5000年前から、人間の歴史上でも欠かせないことです。具合が悪いときには、すぐに何らかの薬を飲むことが先決です。
実は、具合が悪い時、一番有効かつ必要な処置は、目の前の仕事を止めて、家に帰り休むことが一番の良薬です。特に現代人の病気は、主に痛みと痒みがあります。
痒みは、体内に痒み因子が溜まりすぎると、皮膚に痒みの症状が出てくるのです。その痒み因子は蛋白質」です。その蛋白質は溜まるものです。溜まりすぎると痒みが発生します。
すごく不思議なことですが、その痒みの治療に出されている現代病院の治療薬を飲めば飲むほど、痒みの病態が悪化してしまう事実です。このことは、現代医療に説明しても理解できないのです。
痒み止めの薬を飲めば飲むほど体が痒くなる、抗アレルギー剤を飲めば飲むほど、体のアレルギー症状がひどくなり、アレルギー症状が一段と重症化します。だから、安易に使うものではありません。
痛み止めの薬もそうです。体に痛みが発生したら、これは痛み蛋白質によるものか、神経圧迫によるかの二つの理由です。病院に行って、痛み止めの薬、鎮痛剤を飲めば飲むほど、痛みはより重症化し悪化してしまうのが事実です。
まずは、原因物質を除去することが一番大事ではないか。
痛みと痒み因子蛋白質を、体外に吸い出すことが一番良い方法ではないか。
蔡篤俊 院長