病は、
すべての病気の始まりです。
病気を、軽症、中症、重症に分けるのです。
病の基本は、
疲れ、炎症、つまり、咳込み、鼻水、だるい、痛み、痒みなどですが、
これらの症状ももちろん、軽い、中ぐらい、重いに分けるのです。
何事も同じ考えでよいです。
まずは軽い、それから重い、それからもっと重症。
癌も同じです。
現代医療は、病を複雑に分科している。
専門医、一般医、統合医、耳鼻咽喉科、眼科、内科、外科、
呼吸内科、循環器科、運動障害科、整形科、美容科、婦人科、
小児科、精神科、皮膚科、すべて細分しているが、
実は、かえって複雑になり、患者を混乱させることが多いのです。
この方法で行くと、医師もバカになってしまう。
はっきりと、病を診ることが出来なくなる。
結局最後は、何の病も治してくれないままになる。
検査をし、化学薬品を投与するが、
もちろん薬を飲んでも効き目がないので、
そのまま進行すると、小病が進んで中病になってしまう。
最後は大病になってしまう。
病の根本的な原因は、大体同じですが、
病の進行度が小から中に進み、
最後は大病になるのです。
だからただ、軽い、中症、重症に分ければよいのです。
(一)小病:範囲が小さい、軽い、症状が一つか二つだけ。
多数ではないことを指す。
例えば、発熱、鼻水、鼻づまり、咳込み、微熱、少々の痛み、
少々の痒み、これは小病と言えます。
でも、小病を軽視してはいけません。
うまく対処しないと、中病に進むのです。
癌にならないように、小病のままでいればよいです。
(二)中病に進むと、もう癌のボーダーラインです。
うまく対処すれば、小病に戻せる。
悪くすると、大病に入る。これは一番怖いことです。
だから、どうやって対処するか。
まずは、ほどほどに欲を捨てること。
(三)大病は壊病です。細胞が壊れます。
全身に悪因子、病因子が充満している。
これは現在の言葉で言うと癌です。
回復の見込みはあり、でも時間がかかります。
蔡篤俊 院長