すでに述べているように、
アトピー性皮膚炎の治療は
ステロイド剤や抗アレルギー剤に頼られており、
根本的な治療は確立されていません。
1964年にドイツの医師が腎臓透析を行って
体内の悪因子を濾過したのですが、
それでもアトピー性皮膚炎は治りませんでした。
また、尋常性乾癬についても西洋医学では
完治させる治療法がありません。
現在の治療法はステロイド剤、光化学療法、ビタミンA誘導体、
ビタミンD等を使用した薬物療法ですが、
いずれも乾癬の症状を抑えるだけの対症療法です。
西洋医学ではこのふたつの皮膚病は、
まったく性質の異なるものとみられています。
アトピー性皮膚炎は何らかの原因で
免疫機能に異常が起こったことによって
発病すると考えられていますし、
乾癬については原因さえわかっていません。
しかし、私は体内の汚血の作用の仕方が異なるために
症状がちがってくるだけであり、
根本的原因が汚血にあることを確信しています。
実際にこの30年間の症例をみてもわかります。
蔡内科クリニックを開業して40年間は、
現代解剖医学鍼灸治療によって、
アトピー性皮膚炎と乾癬の患者さん
約500人のうち7割が改善されました。
カッピングを取り入れるようになってからは、
ほぼ全ての患者さんがアトピー性皮膚炎や乾癬から
解放されています。
乾癬とアトピーの患者さんは口コミで増え続け、
今では毎年1500人以上がクリニックを訪れています。
ある40歳の男性は、全身に炎症の症状が出ていて、
とても外を歩けないほどの状態になっていました。
その炎症の様子を家族が写真で見せたところ、
某大学病院の院長が「このような患者さんは受け付けない」と
言っていたほどです。
つまり、
大病院からも見放されてしまうほどの状態だったのです。
アトピー性皮膚炎に加えて、
長年の薬の使用による薬害が出ていたのです。
私は毎週一回、3か月にわたってNAT針療法を行いました。
すると、まるで別人のように綺麗な皮膚になったのです。
無事に社会復帰も果たして、今は元気に過ごされています。
その後は1カ月〜2か月に一回程度、
予防もかねてNAT針療法を行っているため、
皮膚の状態も非常に良くなっています。
アトピー性皮膚炎と乾癬は、
あらゆる皮膚病の中でも治療が困難といわれているものです。
蔡内科クリニックのNAT針療法は多くの患者を治癒しています。
肌の悩みを解決できる唯一の方法は
蔡内科クリニックのNAT針療法にしかありません。
蔡篤俊 院長