私がNAT針療法を日本ではじめてから、
30年間が経ちました。
すでにその分の臨床があるのです。
いっさい化学薬品を使用せず、
体内にたまった汚血を取り除くことによって治った病気は数知れません。
生活習慣病に各種皮膚病、本態性高血圧、アレルギー、
花粉症、、挫傷、交通事故による腫脹、頭痛や腰痛、
慢性疼痛のほか、各種がん、リウマチ、AIDSやSARS、
鳥インフルエンザなどの難病も治療しました。
また、統合失調症やうつ病などの精神疾患も治療でき、
副作用などはいっさいありません。
さらには、
近年増加し続けている認知症に対しても
有効であることがわかってきています。
ある91歳の男性患者さんが、杖をついてやっと歩く状態で、
娘さんに介護されながらやってきました。
首を動かすのがおっくうなるほど太っていて、
表情がまったくありません。
また、全体的に動作がひどく遅いというか、
反応が鈍い傾向にありました。
認知症の典型的な症状が出ていたのです。
この患者さんに2カ月の間に6回、
NAT針療法を行ったところ、がらりと変わってしまいました。
にこにこ笑いながら
「先生、こんにちは!いつもお世話になってます」などと
挨拶をするのです。
自分から握手を求めてきたりもしますし、
方向感覚が戻ってきて動き回れるようになりました。
今では杖も必要なくなってしまったのです。
いつも述べたように心臓発作や脳梗塞など
緊急性のある疾患以外なら、
ほとんどの病気に対して有効です。
臨床では9割以上の有効率が出ています。
限りなく100%に近いといっても過言ではありません。
現代西洋医学の進歩はめざましく、
治療薬もよりすぐれたものが開発されていますが、
10万人中9割以上の疾患を完治させたものは、
ひとつもありません。
NAT針療法だけが、
この驚異的な臨床結果をだしているのです。
このことは万病一毒論に基づく根本治療が
いかに有効であるかを示しています。
また、NAT針療法はがんや慢性疾患の予防にも非常に役立ちます。
病気にかかる前、
未病の段階でNAT針療法を行なうことは、
何にも勝る健康法になります。
蔡篤俊 院長