病気の治療にもかかわらず、
日常生活にも「三通茶」がなぜ必要なのかについて
お話しましょう。
三通とは、「気、血、水」である。
気は精神力、エネルギーを、
血とは血液、造血機能、循環を、
水は腎臓、尿管膀胱尿道の系統を言う。
中国医学の考え方によれば、
病とはこれらの流れが滞ることが原因であると考えられる。
この気通、水通、血通のことを三通という。
この三通をスムーズにすれば、まず病気はないであろう。
もしも病気があったら、風邪、怪我ぐらいであろう。
「三通茶」の組織は何か。
三通茶の目的は三通のためであるから、
その組織はすべて身近な薬草、食品からなっている。
したがって、副作用がなく、身体に親和性があるものばかりである。
蔡博士自身が、40年以上前に、
自身の難病の関節炎を治すために、
調合、処方し、多くの患者の治療にも使用し、効果をあげている。
健康茶としても、赤ちゃんからお年寄まで家族の健康維持に愛飲されている。
これら15種を古い煎じ方法によって健康飲料にしたものが「三通茶」である。
煎じる健康茶であるが、その飲み方によって作用が変わってくる。
*空咳、夜間咳、痰がからむ時は、 砂糖をたっぷり入れてレモン汁を半分入れる。特に空咳にはよい。
*微熱のときは、 「三通茶」を50℃まで温めて、300mlを一気に飲むと汗が出て微熱がうまく下がる。
*のどの渇き、やや赤らむ時は、冷やして飲むとよい。
*下痢が続くときは、 「三通茶」に生姜を4切れと砂糖を少々入れて一緒に煎じて飲む。
*口内炎があるときは、「三通茶」を冷やして飲むとよい。
*鼻づまりのときは、温めて、1回に300mlを飲む。
*くしゃみ、鼻水なら、なつめ3個、生姜3切れを沸かして飲むとよい。
*腹が膨満しているときは、「三通茶」と生姜、ねぎを沸かして飲むとよい。
*目がかすむ、頻尿のときは、温めて300mlを一気に飲むとよい。
*鼻血のときは、冷やして飲むとよい。
*歯槽膿漏の時は朝の空腹時に温めて飲むとよい。
*動悸がドキドキしているときは、温めて飲むとよい。
*身体に腫れているところがあるときは、すぐに温めて飲むことが大切。
*宴会で美味しいものを食べ、酒を飲んだら、帰宅してすぐに、温めて300mlを飲む。
*今日は疲れてどうにもならないと思った時は、すぐに温めて飲むとよい。
この他、三通茶の飲み方はいろいろありますが、
病気の予防や健康維持のために、ぜひ三通茶をお飲みになってください。