ストレス社会に生きる現代人は、確かにたくさんのストレスを受けています。しかし、困るのはストレスによる緊張状態が続くと、些細なことでもストレスに感じてしまうことです。
そのため、心身をリラックスさせてストレスを感じないような状態に持っていくことが大切です。
NAT針療法を行うと、ストレスによって収縮していた血管が拡張され、血液の循環が良くなります。すると副交感神経の働きが活発になり、いわゆるリラックスホルモンが分泌されるようになります。一方、交感神経の働きが抑えられ、緊張ホルモンであるアドレナリンなどの分泌が抑制されます。すると脳ではアルファ波がでるようになって、ストレスが軽減されるのです。
NAT針療法を受けると体ばかりか気分までスッキリするのは、そのためです。
また、ストレスを感じている状態では不眠になりがちですが、NAT針療法を受けると不思議なほどぐっすり眠れるようになります。寝不足が続くとちょっとしたことでもイライラしたり、落ち込んだりするものですが、十分な睡眠を取れたときは気分もおおらかになります。当然、ストレスも感じにくくなるはずです。
月に一度でもNAT針療法を受けることができれば、ストレスの感じ方もずいぶん変わってくることでしょう。
うつ病などストレスが原因の精神疾患の場合は、週に一回の施術を半年間ほど受けると、かなり改善してきます。うつ病を本当に治したいと思うのであれば、抗うつ剤などは使わないことです。
蔡篤俊 院長