患者さんにとって、一番怖いのはあちこち振り回されてどこ行っても病気が治らなくて大金を失ってしまう。最後毎日苦しく仕方なく悔しくてあの世に帰る。 人間が生きているうちに若い頃は病魔が来ても勝つ自信があるが、年をとると、段々と病魔に負けて毎日苦しくてこの世を去っていく。これは人間世界の現実です。天下を持って、何でも手に入るあなたは怖い病魔には負けることの悔しさが何とも言えない現実です。だから癌患者はいつも死ぬ前の言葉は「私は大金を使って、あの病院のあの教授あの医師に騙されて、すべて失って死ぬのです」何と言っても健康に勝るものはない。でも人間うまれてから、この言葉が理解できるのは何十年かかります。中国の諺に「千金を使っても買えないのは早く知ること」だから、中国人はいつもいっぱいお金を使って、早めに早く知ることを買う。でも99.9999%の人はこの言葉がわからないままで死んでいく。人間生きるにはどうして不幸が多いということはあの人本人に徳がない。徳がない人間は大体不幸が多い。世に過ごすには蛇もあり、虎もあり、落とし穴がいっぱい仕掛けている。でも徳がない人間は落とし穴を教えてくれる人が少なくなる。これも不幸のはじまり。幸せになれない。先輩の言うことも聞かない人間も徳を失う。災難がいつもついてくる。これも不幸につながります。だから何よりも病魔がこないように幸せがくるように徳を積むのが先決です。徳を積まないと確かに人生に災が来て凸凹になるのです。
蔡篤俊 院長