人間の若さのバロメーターは、まず年齢が一番の判断材料です。
年齢では、40歳以下がいつでも若い青年と言えるのです。
でも人間は年齢とともに50歳、60歳、70歳、80歳になっても、自分は若いといつも自負している人が多いが、口だけ若いと言ってもダメです。
最近75歳になった私は、本当の人間の若さということについて研究しました。若さの指標は、まず爪の品質、硬度で判断できます。
次は80歳、年といっても、その若さのバロメーターはあるのです。それは五臓六腑の若さです。五臓六腑は内臓、全般のことを指します。若さを説明できるのは唯一、食欲の量と大腸の排泄を指しているのです。
もしも80歳になっても食欲がまだ20代、30代と同じ食であり、食事の量も多い、肉、野菜、魚とも、若いときと同じように食べるなら、それは本当に五臓六腑とも若いという証明です。排泄も自然にスムーズに毎日排泄できることが若さという証明です。
一番の爪の色と硬度が若い青年と同じなら、これも若さの証明です。だから、75歳、80歳、90歳になっても上の2点ともあれば、これは本物の若さです。これは真実の証明です。口だけで言うのは信用できません。本当の体の変化で、若くなることが不可欠です。この若さのバロメーターを見ることで、証明できるのです。
蔡篤俊 院長