中国のことわざ「小酒は薬なり、大酒は毒なり」まさにその通りです
酒を飲むことは、人間が生きているうちの一般的欲楽、「酒色財気」四字の中の前位となっています。ゆえに、アルコールの消費率は、いつも世界各地で前位を占めている。
酒があったら、すべて陽気になる。酒がなかったら、すべて沈んでいる。これは人間のくせでしょう。まず、アルコールは脳を活発にする活動となっている。でも飲みすぎると、脳細胞も酔っ払って、昏睡になってしまうことが多いです。
だから、アルコールを利用して、うまく生活のリズムを作る。これで典型的なのは、日本の家庭独特の「晩酌」ということです。
少々の酒を飲んで、すこし酔う程度で、眠れる薬として使います。それで、早めに晩酌して、早めにベッドに入って、朝までよく寝てしまうのがいいことではないか。だから、日本人家庭の独特の晩酌はまさに小酒は良薬とも言えます。世界中の国々の中で、お酒を利用して良薬とするのは日本だけです。
その他の国の酒に対しては、ほとんど仕事後の交流、つきあいに利用される。それために、よく大酒を飲んで、体に害を与えるのです。 特に東南アジア、中国人、台湾人は、酔っ払わないと、解決しない。お酒を飲まないと付き合いできない。付き合うなら、とことん大酒を飲んで、体を害することも多いです。
蔡篤俊 院長